当サイトではそれなりに多くのポイントサイトを紹介しています。
全てのサイトの利用規約も運営会社、資本金についても調べました。
調べていると「詐欺だ!」と言われているポイントサイトには共通点があることに気が付きます。
これらの共通点と、簡単な見分け方について解説します。
もくじ(見出しのまとめ)
詐欺的ポイントサイトの共通点と見分け方
慣れると簡単です。
- ○○運営事務局、○○事務局は避けろ!
- 最低換金額がバカ高いor書いていない
- 有効期限に気をつけろ!
そのポイントサイトを運営している組織が、会社名ではなく、○○運営事務局などとなっていたら避けましょう。
高確率で地雷です。
お小遣いアプリの徹底比較のページで「運営事務局」でページ内検索をしてみてください。
理由がわかると思います。
運営組織が書いていない所は論外です。
最低換金額が500円分より高いところは避けましょう。
その分のポイントが貯まる前にポイント有効期限が失効したり、会員資格が失効したりします。
特に「登録するだけで○千円分のポイントをプレゼント」などという謳い文句は要注意です。
登録時にプレゼントされたポイントの何十倍もポイントを稼がないと換金できなかったりします。
ポイント自体の有効期限と、会員資格の有効期限があります。
ポイント自体の有効期限は6ヶ月以上でないところは避けましょう。
会員資格の有効期限についても、「2ヶ月以上ログインがなければ退会扱い」などと設定しているポイントサイトもあります。
会員資格に有効期限が設定されている時点でそのポイントサイトは避けましょう。
とりあえずこの3つの点だけ見てみましょう。
ちなみにログインしないと(会員登録しないと)これらの情報が見られないポイントサイトは高確率で詐欺的なポイントサイトです。
これだけでも本当に悪質なポイントサイトは避けられます。
他にもポイントサイトの安全性を見抜く方法はありますが、とりあえずこの3点だけでも十分です。
優良なポイントサイトもたくさんあります。
当サイトではモッピーをオススメしています。
2chまとめ風のポイントサイトの広告に騙されるな!
最近というか少し前からあるのですが、2chまとめ風のサイトレイアウトに広告を偽装して、悪質なポイントサイトへ誘導するサイトがあります。
ポイントサイトに限らず、少し前ではバイナリーオプションなどの金融系の商品も宣伝されていました。
こういった2chまとめサイト風の広告で紹介されている商品・サービスは高確率で悪質、低クオリティなものです。
余程転載されると困るのか、こういうサイトに限って「無断転載禁止」「法的手段」という警告がでるようになってますw
私の個人的な判断ですが、
と認識しています。
そういう広告を貼っているサイト自体の評価も下がる
そもそも「自分さえ儲かれば他人が騙されたと思ってもいいの?」て感じではありますが、こういう悪質なポイントサイトを紹介したり、2chまとめ風の広告を貼っているサイトはそのうち減ってはいくでしょう。
せっかく自分のサイトを訪問してくれた人を大切にするのではなく、詐欺的商品へ誘導しているのですから当然ですね。
話は変わりますが最近、とある上場企業がせっかく店舗を訪問してくれている高齢者をカモにして詐欺的な高額サービスを契約させたり、クレジットカード情報を抜き取ったり、内部告発に対して逆ギレ恫喝するなんて事件がありましたね。
「自分さえ儲かればなんでもいい」という人間は一定数いるので完全に淘汰されることはないと思います。
20歳を超えて詐欺的ポイントサイトへ登録してしまった人は反省を
説教するつもりは毛頭ありません。
が、もし成人しているのにこういった詐欺的ポイントサイトへ登録してしまったのであれば、今後のためにも自省をした方が良さそうです。
今回は大金を損したなどということはなかったでしょうが、今後大きな被害額を生む詐欺に巻き込まれないためにも、注意が必要です。
何かのサービスに登録する際には、
- 利用規約をしっかり読む
- 運営者情報をしっかり確認する
このくらいは最低限しておきましょう。
利用規約は読み慣れるとだいたいどこも同じような内容なので案外すぐ読み終えられます。
これらは社会人として当然のことです。
一方で未成年であれば、ある程度は仕方がありません。
未成年は十分な判断能力がないからこそ保護者がついています。
詐欺的ポイントサイトは詐欺罪で立件できないの?
詐欺罪は刑法246条で既定されています。
1. 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2. 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
詐欺罪は認定の難しい犯罪としても有名ですね。
詳しくは弁護士の詐欺罪の解説を見て欲しいのですが、「欺罔→錯誤→交付行為→財産の移転」のうち、交付行為と財産の移転を満たさないため、詐欺的なポイントサイトは詐欺罪には問われないでしょう。
とはいえ、悪質なポイントサイトは明らかに消費者を誤認させようとしてますよね?
だって「登録しただけで5000円分ポイントプレゼント!」って言われたとしたら、普通「5000円分使えるんだ!」って思うじゃないですか。
それを「換金は20000ポイントからです」とか「有効期限は2ヶ月です」なんて登録後に言われたら…ねぇ?
ということで、少しでも悪質だと感じたポイントサイトがあったなら消費者庁に通報しましょう。
たぶん景品表示法違反でいけるんじゃないかと思います。
景品表示法と有利誤認についてはWikipediaで具体例が載っています。
悪質なものはバンバン通報しましょう。
通報が多くないと行政は重い腰をあげません。