今後拡大していくサービスです!
今のうちに理解して利益にありつきましょう!
注:後述しますが、クラウドファウンディングの中には「投資」の性質を持つモノもあります。リスク等を理解した上で自己責任のもの行ってください。
もくじ(見出しのまとめ)
クラウドファウンディングとは?
いわゆるクラウドサービス(Cloud service)とは全く異なります。
クラウドファンディングはCrowd Fundingです。
Crowdは群衆、Fundingは資金調達という意味です。
事業者の一般的な資金調達は、銀行からの融資であったり、社債を発行したり、株式を発行して出資を募ります。
これには、時間的にも経済的にも大きなコストが掛かります。
一方でクラウドファンディングでは、そういった手続きのコストを抑えることができるため近年人気の資金調達の方法です。
出典A-PORT
また、数千円から出資することができるので、社会全体の微細な資金を調達・有効活用します。、
社会全体で資金に無駄のない効率的な手法です。
また、企業だけでなく個人でも利用できます。
クラウドファウンディングの仕組み
クラウドファンディングは不特定多数の出資者からお金を集めるシステムです。
何かしらのアイデア・モノ・サービスなどを実現する際に必要になるお金を、それに共感した人たちに出資を募り、そのお金でアイデアを実現させます。
出資者(資金提供者)達は何かしらのリターンを得ることができます。
実際に日本のクラウドファンディングを見てもらったほうが理解が早いと思います。
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングは出資者へのリターン(見返り)などの類型によって大きく5つに分けられます。
寄付型クラウドファンディング
寄付型のクラウドファンディングでは、金銭的なリターンはありません。
通常の寄付との違いは、その寄付金の目的別に選べることです。
例えば、通常寄付では自分の寄付金が何に使われているのか細かく知ることはできません。
一方で寄付型クラウドファンディングでは、最初から目的別に寄付を行うことができます。
これも実際に見ていただいた方が早いかもしれません。
リターンはないため、寄付型クラウドファンディングでお金を稼ぐことはできません。
購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングでは、モノや権利などのリターンがあります。
日本のクラウドファンディングで最も多いのはこの購入型クラウドファンディングです。
出典Makuake
最初に挙げたREADYFOR以外にも、
などがあります。
それぞれのプロジェクトをクリックすると、
目標金額や現在集まっている金額、人数、リターンの内容を見ることができます。
購入型クラウドファンディングはリターンがあるため、うまくやればお金を稼ぐことができます。
これについては後述します。
貸付型クラウドファンディング
貸付型クラウドファンディングでは、金銭のリターンがあります。
貸付型クラウドファンディングは
と呼ぶこともあります。
貸付型クラウドファンディングに出資者がお金を出し、貸付型クラウドファンディングはそのお金を企業などに貸付けます。
その利息等の返済を出資者にリターンとして戻します。
出典クラウドバンク
日本の貸付型クラウドファンディングは、クラウドバンクやラッキーバンクが有名です。
他には
maneo
AQUSH
などがあります。
一般的な投資と異なり、融資なのでリスクが相対的に少ないにも関わらず利回りが大きいのが特徴です。
債権が貸倒れない限り安全であると言えます。
まだ知っている人が少ないのでオススメです。
投資型クラウドファンディング
投資型クラウドファンディングのリターンは金銭です。
投資型クラウドファンディングは、エクイティ型クラウドファンディングともいいます。
集めたお金を企業に投資します。
一般的な投資信託とは以下の点で若干異なります。
- 超少額から始められる
- 手数料などが低い
- どちらかというとエンジェル投資
だいたい1万円から始められます。
ネットで出資を募っているので、一般的な投資信託のように店舗コストがかかりません。
そのため、口座開設は無料、販売手数料も無料の場合が多いです。
販売手数料が0円なのは投資信託との大きな違いです。
また、サイトでカンタンに比較したり、申し込むことができる手軽さはかなり便利です。
(実際使ってみるとわかります)
個人的な意見ですが、一般的な株式投資のようないわゆる「成熟した企業」に投資するというよりも、「一緒に育てていきたい企業を応援する」イメージがあります。
投資型クラウドファンディングで成熟した企業へも投資できますが、今後成長するであろう企業に投資して上場益や買収によるキャピタルゲインを狙えるのも魅力のひとつです。
通常ベンチャーに投資するのってめちゃくちゃ面倒くさいんですよね。
日本には出資法をはじめとしたその他法律の関係上、投資型クラウドファンディングは非常に少ないです。
ファンド型クラウドファンディング
ファンド型クラウドファンディングのリターンはモノ・サービスとお金の両方です。
モノ・サービスと言っても株主優待のようなもんです。
いわば、購入型クラウドファンディングと投資型クラウドファンディングの中間的な存在です。(どちらかというと投資型寄り)
一見するとお得そうですが、どちらも得られる分、それぞれの価値は小さくなります。
日本のファンド型クラウドファンディングには、セキュリテなどがあります。
出典セキュリテ
投資型とファンド型の違いは出資される側から見るとわかりやすいです。
投資型の場合、出資者一人一人が株主になります。会社は一人一人の相手をしなければなりません。
ファンド型の場合、出資者が何人いても一つのファンドが株主です。会社は一つのファンドの相手をすればよいです。
これらの違いから、会社側からするとファンド型の方が楽なんです。
株式会社は、株主総会の招集通知だとか、名簿の書き換えだとか、株主のためにかかるコストが結構あります。
こういったコストは特に非上場ベンチャー企業なんかだとそれなりの負担になります。
資本金の額は小さいのにあまりにも株主の数が多いと、新たな融資や出資を受けるときに障害になりかねません。
ということで、会社側からするとファンド型の方がおそらく望ましいのだと思います。
クラウドファンディングでお金を稼ぐ方法
5つの種類のクラウドファンディングを紹介しましたが、何かしらを稼げるのは
の4つです。
購入型の場合は積極的に儲けを狙うというよりも、面白いアイデアに参加するといったイメージを持ったほうがよいでしょう。
中には転売等で稼げるようなプロジェクトもありますが、継続的に大きな利益を生み出せるかというと微妙です。
お金を稼ぐ目的というよりも新しいモノ・サービスなどを楽しみたい人にオススメします。
一方で、貸付型・投資型・ファンド型はお金を稼ぐことができます。
投資初心者であっても各サイトのプロジェクトは非常にわかりやすいため、投資の入り口にしやすいと思います。
特にクラウドバンクやラッキーバンクなどの貸付型クラウドファンディングは、個人的に待ちに待っていたサービスでした。
株ほどリスクは大きくなく、預金ほどリターンが小さくない。
そして債権者保護の大原則から万が一貸付先が倒産しても優先的に回収することができる。
投資型・ファンド型クラウドファンディングについてもベンチャー企業がもっと増えてくれると個人的にはすごくうれしいです。
もちろん投資にはリスクがあるので自己責任ですが、これらはうまく使えば結構稼ぐことができます。
お金を稼ぐ目的であれば、貸付型クラウドファンディングや投資型クラウドファンディングをオススメします。
自分のアイデアを出して稼ぐ
何もお金を出す側に必ずならなければいけない訳ではありません。
おもしろいアイデアがある人は購入型クラウドファンディングでプロジェクトを始めてみましょう。
ほとんどの購入型クラウドファンディングが無料で掲載できるので、微妙なアイデアであってもとりあえず出してみて、市場の反応を見るのも良いと思います。
購入型クラウドファンディングはプロジェクトを始める側へのサポートもやっています。
ダメ元でも相談してみるのもよいでしょう。
アイデアを盗んで稼ぐ
購入型クラウドファンディングを見ていると時々ものすごく面白いアイデアが出ていることがあります。
資金力があるならそのアイデアを丸々パクって自分で実行して先行者利益をゲットしましょう。
盗むというと聞こえが悪いですが、ネット上に公開されているアイデアを参考にすることは何も悪いことではありません。
日本で成功しているITベンチャーなどはアメリカなどの欧米で成功したビジネスモデルをそのままパクって日本で始めただけのものも多いです。
情報戦の時代です。
自分の武器が資金力や行動力であるなら、クラウドファンディングを情報収集の場に使いましょう。
投資型・ファンド型クラウドファンディングの情報で稼ぐ
投資型クラウドファンディングやファンド型クラウドファンディングのプロジェクトの中には、投資のヒントになる情報も多分に含まれています。
もし既に投資家として株式売買等を行っているのであれば、クラウドファンディングからも投資のヒントを得てみましょう。
投資家目線でプロジェクトを見るとまた違った見え方がするはずです。
クラウドファンディングの注意点
貸付型・投資型・ファンド型などは金商法や出資法などその他法律に縛られているため、基本的には信用して良いと思います。
「会社概要」などを見て、金商法に関する記載や金融商品取引業として登録されていればとりあえずは安心できます。
また、集めたお金の貸出先や投資先は基本的に企業なのでこの点も詐欺等のリスクは相対的に少ないでしょう。
一方で、購入型クラウドファンディングの相手方は個人の場合が多いです。
最悪の場合、詐欺に合うこともあるかもしれません。
そういった場合の運営会社の対応等は事前に確認しておきましょう。
特に利用規約の免責事項についてはよく読んでから利用した方が良いでしょう。
いずれにせよ、自己責任のもと利用してください。
まとめ
新しいモノ・サービスを楽しむのなら購入型クラウドファンディングを。
お金を稼ぐのなら貸付型・投資型クラウドファンディングを。
情報収集するならクラウドファンディング全般を。
このように利用すると良いと思います。
まだまだ日本では認知度が低いクラウドファンディングですが、今のうちから知識を蓄えておいても損はありません。
最後に。
念押しで書きますが、投資は自己責任でお願いしますね。
このページが皆さんのお役に立つと幸いです。
クラウドファンデングの情報ありがとうございます。
超低金利時代 早速 クラウドバンクに登録させて頂きました
本当に情弱では生きの残れ無い世の中になりましたね。