引越し代を節約する方法は主に3つあります。
ここでは、特に2つ目と3つ目について詳しく解説します。
だいたい最初に提示された価格の30~50%引きくらいにはなります。
自分で引越しをする
自分でする場合には、お金は掛かりませんが、労力や時間が掛かります。
私は学生時代引越し族だったので、しょっちゅう自分で引っ越しをしていました。
もし手伝ってくれる友人や後輩がいるのであればご飯を奢って手伝ってもらいましょう。
また自家用車がないのであれば、カーシェアを使いましょう。
1時間800円程度、6時間3500円程度なので、レンタカーよりだいぶ安く使えます。
今まで使ったことがないのであれば、最初は割引やキャンペーンがあるはずです。
よく引っ越しをするのであれば、ストッカーを持っておくと便利です。
この密閉ストッカーならバルコニーなど外に荷物を置いても大丈夫です。
雨ざらしで本や衣類などを入れていてもカビが生えません。
(環境に依ると思いますが、私の使用環境では問題なく数年使えています。)
こういったストッカーを持っておくと、引越しの際の梱包が非常に楽になります。
格安の引越し業者に依頼する
一般的に安いと言われているのは「赤帽」です。
料金は赤帽のサイトで見ることができます。
東京であれば、1名2時間20km以内13,500円程度です。
赤帽は貨物保険にも加入しているので、万が一荷物が破損しても大丈夫でしょう。
都内であれば、7500円~の引っ越し業者もあります。
その他、100円引っ越しサービスというものもありますが、同時にネット回線の契約が必要であったり、距離料金が別であったりするので、トータルで考えるとあまりお得ではないと思います。(ホームページを見たところネット回線の契約条件が明記されていませんでした。)
便利屋の方が安い場合も
地域の便利屋のサイトも見てみましょう。
荷物の量や移動距離によっては便利屋の方が安い場合もあります。
引っ越しの相見積もりをする
これは引っ越しをする時の基本です。
大手の引越し業者の提示した価格は値切られるのが前提なので、最初の提示価格は高めに設定されています。
引越し達人セレクトは複数の引越し業者の見積もりが一気に取れるので便利です。
自分の引っ越しに掛かるだいたいの相場を知ることができます。
一括見積もりのサイトで見積もりを申し込むと、引越し業者側も相見積もりをされていると分かるため最初からある程度料金を安く抑えた見積もりを出してくれます。
後は、細かい条件(特に課金条件)を精査しながら、業者を選べばOKです。
一般的な提示価格から、おおよそ30~40%くらいは引っ越し料金を抑えることができます。
ネットの相見積もりだけではない
時間があるのであれば、大手の引越し業者に実際に見積もりに来てもらいましょう。
これが一番節約できます。
見積もりにくるのは、見積もりを担当している営業マンでスーツで来ます。
実際に来てもらうと、さらに交渉の余地が生まれ、50%以上割引になることもあります。
この時のコツは、相見積もりを取っていることを伝えることです。
実際に少し時間をずらしてダブルブッキングします。
(見積り申込時の電話でその旨も伝えます。価格で勝てない業者はこの時点でお断りをしてくれるので手間が省けます。)
引っ越しの見積もりは、実際に家の荷物がどのくらいあるかをチェックして料金を算定します。
その後、「このくらいの料金でどうですか?」という5分程度のお話があります。
このお話の際に、次の見積もり営業が来るようにします。
この時に「相見積もりしていてA社はこのくらいの価格なんだよね~」とこれ見よがしに価格をメモしたものを見せます。
これを複数社で繰り返していくとだいたい50%くらいは割引になります。
実際に足を運ぶ営業はなんとしても成約したいので、価格をどんどん下げてくれます。
(成約しないと全ての時間が無駄だったことになる)
ただ「値切るのはなんか嫌」とか「恥ずかしい行為」という価値観を持っている人にはオススメしません。
自分のプライドを保つためにお金を支払ってくれるのでこういう人は売り手からすると非常においしいお客様です。
私もそういう人大好きです。
この方法は「同じサービスを受けるのなら少しでも安い方がいい」という人にオススメです。
また、時間や手間が必要になるため、忙しい人にもオススメしません。
時間や手間はお金を払うことで手に入ります。
まとめ
こんな感じで使い分けると良いでしょう。
→自分で引越し
忙しい人・時間が惜しい人
→ネットで一括見積もり
時間・交渉力がある人
→実際に来てもらい相見積もり
まぁ交渉力といっても大した交渉ではないです。相見積もりするだけなので。
引越し平日昼間が基本的に安いです。
また、新生活が始まる3~4月は料金が高くなります。
これらを避けるのも引越し代を抑える1つのコツです。