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初心者でもできるタイトルキーワードの決め方

個々の記事のタイトルの決め方について解説します。

ページ下部にチェックリストもあるのでよければ使ってください。

記事の書き方には大きく分けてトップダウン方式ボトムアップ方式があります。

呼び名は私が勝手に付けたものなので気にしないでください。

トップダウン方式とは先にタイトルを決定し、それから記事の内容を決めて書く方法です。

ボトムアップ方式とは先に記事を書き、そこからタイトルを決める方法です。

一般的な書き方ははトップダウン方式ですが、上級者はボトムアップ方式も採用する価値があると思います。

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トップダウン方式まとめ

  1. 関連キーワードの取得(Googleサジェスト機能)
  2. 検索ボリュームの取得(キーワードプランナー)
  3. ライバルサイトの確認(勝てるキーワードの選定)
  4. タイトルの決定(複合キーワードによるタイトル作成)
  5. タイトルに適合した記事の作成(タイトルやキーワードに答える)

タイトルキーワードの決め方(トップダウン方式)

トップダウン方式で記事を作成する場合のタイトルの付け方について解説します。

ここでは、ページを作る際のメインのキーワードが「ダイエット」だとします。
wpl11

Googleサジェスト機能でキーワードを取得する

実際に「ダイエット ○○」と検索されている○○の部分のキーワードを取得します。

取得するにはGoogleサジェスト機能を使います。

取得するにはたとえば以下のようなサイトが簡単にできます。
関連キーワード取得ツール

グーグルサジェスト キーワード一括DLツール

WordPressSimplicityを使っている人限定

上記サイトにアクセスが集中して重い場合には、SimplicityにGoogleキーワードサジェストツールを設置する方法で自分のサイトでキーワードを取得することができます。

検索キーワードに「ダイエット」と入力し、「全キーワードリスト(重複除去)」の枠内をクリックします。

CtrlA全選択をし、CtrlCコピーします。
kwd

キーワードプランナーで検索ボリュームを取得する

次にキーワードプランナーで検索ボリュームをチェックします。

キーワードプランナーはGoogleアドワーズで無料で使用できます。

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Googleアカウントを持っていない場合にはGmailアカウントの取得手順を参考にしてください。
検索ボリュームと傾向」を取得します。
kwd2
先ほどコピーしたキーワードをCtrlVペーストしまし、「検索ボリュームを取得」をクリック
kwd3

大きな棒グラフは全てのキーワード合計の検索ボリュームです。

小さな赤枠にマウスを合わせると、個別の検索ボリュームが表示されます。

この例の場合、「ダイエット」なら673,000回、「ダイエット 食事」なら74,000回月間で検索されているということです。

左の緑枠で表示する期間を変更することができます。

これにより各キーワードの顕在化した需要を知ることができます。

ライバルサイトをチェックしよう

キーワードを調べたら、検索ボリュームの多い順に実際にそのキーワードの組み合わせで検索を行いライバルサイトをチェックしましょう。

この時、検索結果に「企業のサイト」「大手のサイト」「公式サイト」がある場合は勝ちづらいです。

また、検索結果に無料のブログや、そのキーワードが含まれないタイトルのページがある場合には勝ちやすいです。

(あくまで一般的な傾向としてです)

タイトルを決定しよう

以上のようにキーワードを選定し、浮かび上がったキーワードを複合的に組み合わせます。

kwd5

この例であれば、

「食事やサプリで運動しなくてもダイエットできる方法」

などです。(この例ではライバルサイトのチェックはしていません)

タイトルは長すぎてもいけません。

だいたい20~30字弱でつけるようにしましょう。

具体的な文章の作り方はページ下部にあります。

中には検索ボリュームが少なくても成果に繫りやすいキーワードもあります。

具体的な行動や価格を調べている人は成果に繫りやすいといえます。

ニッチキーワードをみて、「○○したい」、「○○行きたい」、「○○買いたい」など具体的な行動や欲望に繋がるキーワードは検索ボリュームが小さくても積極的に取り入れましょう。

検索キーワードはいわば顕在化した需要です。

慣れてきたらその裏にある潜在的な需要も意識しましょう。

「ダイエット」で検索している人は、きっと「ダイエット」をして異性にモテたかったり、健康になりたかったりするはずです。

だとすれば、タイトルにもその潜在需要を織り込むとクリック率があがるでしょう。

潜在的な需要を考えるときは、選定したキーワードで検索する人の解決したいコンプレックス実現したい将来像を考えましょう。

また、できるだけ選定したキーワードを重要な順にタイトルに入れるとよいです。

需要については以下のページでも説明しています。

アフィリエイトで稼げるテーマの見つけ方【不変】
アフィリエイトで稼げるテーマの見つけ方【不変】
アフィリエイトにおいて稼ぐことのできるテーマはたくさんあります。ここでは...続きはタップ

タイトル文章の決め方のコツ

ここでは、より詳しくタイトル自体の文章の決め方を解説します。(キーワード選定は終わっているものとします)

媒体がネットなので、雑誌や新聞、テレビをそのまま真似すれば良いというわけではありません。

基本的には検索者の「知りたい」欲求をくすぐるようなタイトルにすればよいです。

5W4Hを使う

ポイントはその一部を代名詞や抽象的な表現で伏せることによって検索者が気になりクリックしてくれるということです。

5W4Hについては、中学英語なので大丈夫でしょう。

WHAT

何を、目的・目標、目的物・目標物

アクセス数を10倍にするタイトルの付け方」
「アフィリエイトで100万円稼ぐ人の共通点」

のように太字部分を目的にします。
太字になっていない部分は具体的な内容ではなく中身を読みたくなる表現にするのがポイントです。

WHEN

いつ、期限や日時

夏までにアフィリエイトで100万円稼ぐためのレッスン」
2016年4月限定のオトクなアフィリエイトプログラム」

のように太字部分が期限や日時にします。

WHERE

どこで、どこへ、場所、目的地

「アフィリエイトを学ぶならココ(固有名詞も可)しかない」
「初デートで失敗しない場所一覧」
「不動産を買うなら東京の物件以外は考えられない」

太字部分が場所です。

WHO

誰が、誰と、人や法人

「私はこの人に教わってアフィリエイトで成功した」
カール・マルクスに学ぶ資本主義の本質とは」
「アフィリエイトで成功したいならマーケティングのプロの手法を取り入れろ」

など、人物を入れるのもありです。

WHY

なぜ、理由

「あなたがお金持ちになれないたった1つの理由
どうしてアフィリエイトは儲かるのか」
なぜ稼げる人は勉強することを惜しまないのか」

など、理由や疑問をタイトルに持ってくるのも有効です。
単純に答えが気になりますね?

HOW

どのように、方法や手段

「効率的にお金を稼ぐ方法
「あなたがお金持ちになるための3つの手段」
「タイトルキーワード選定のやり方
どのようにキーワードを選定するのが効果的なのか」

これも効果的なタイトルの付け方です。
いわゆるノウハウが学べることをアピールできます。
ノウハウ系は記事の中身をいかにわかりやすく簡潔にするかも重要です。

HOW MUCH

いくら 価格、費用

「たった1000円で人生を好転させる魔法の本」
「アフィリエイトを学ぶには結局いくら必要なの?」
「今だけ20%オフでゲットできる神ツール」
無料で使えるアフィリエイトツール一覧」

など、具体的な価格や割引情報などを入れるのも効果的です。

HOW MANY

いくつ、数量

「こうして私は100個の資格を取得した」
「キーワード選定に重要な3つの要素」

など、これも具体的な数字を用いて数量情報を入れます。

HOW LONG

どれくらい 時間や期間

3分でわかるネットビジネスのすべて」
1年以内に年収1000万を達成する方法」
「サラリーマンが10億稼ぐのに必要な時間

など、できるだけ具体的な数字を入れたほうがよいでしょう。

次に、別の視点からタイトル文章の決め方を確認していきましょう。

即時性をアピールする

新情報・速報であることを強調します。

具体的に「日付」や「時間」を入れるのも効果的です。(上述)

「最新」や単に「新○○」をつけるだけでもOKです。

「最新アフィリエイト手法公開!」
「○○が新サービス開始!攻略法まで徹底解説」

また、以下の語も使えます。
「かくして」「ついに」「とうとう」
「待望の」「待ちに待った」
「いよいよ」「ようやく」「初登場」

逆に古い情報を対照的に表現するのもありです。

「バイバイ、運動によるダイエット」
「さいようなら、古臭いマーケティング」など

適時性をアピールする

「今だけ」「今なら」「話題の」

簡潔性をアピールする

「手軽に」「簡単に」「すぐに」「手間無しで」

専門性をアピールする

プロが教えるアフィリエイトの稼ぎ方」
○○の専門家しか知らない秘密の話」

客観性をアピールする

100人の~に聞いた効果的な集客法」
データが語る~で成功する方法」

数字や固有名詞を使う

「○○円」「無料」と価格や特価を書いたり、「○○円引き」「○○%割引」と割引情報を書いたりするのも有効です。

代名詞を使う

「この」「その」「どの」「これ」「それ」「どれ」「ここ」「そこ」「どこ」
これについてはたくさん例示してるので改めて説明することはありません。

限定する言葉を使う

「これ以外にアフィリエイトで成功する言葉なんてないよね?」
「アフィリエイトの他にこんなに効率的に稼げる仕事はない」
「男性限定の脱毛サロンの選び方」

煽る

「あなたはこの問題を解くことできますか?
知らないとヤバいお金の真実」
3分以内にわかったらあなたは優秀な人間です」
もし事故にあったらと考えた時に知っておきたい保険」

ノウハウ系

「お金を手っ取り早く稼ぐする方法
「アフィリエイトの簡単なやり方
この裏返しが
どうやったら簡単にお金を手にすることができるのか」
こうやって私はアフィリエイト手法を習得できた」

疑問形

「どうしてあなたは貧乏なのか?
なぜアフィリエイトで稼げない人がいるのか
この裏返しが
「私が10分で10万円稼ぐことができる理由

因果の一方を使う

これは英語の因果を表す接続詞を考えた方がわかりやすいかもしれません。
(A because B とか A as a result B とかA leads to Bなど)

原因と結果のどちらかを具体的に書き、もう一方を抽象的な表現に留めるのが良いです。

コレをしたから年収1億を達成することができた
貧乏だから幸福じゃないなんておかしいと思いませんか?」

お疲れ様でした。

実際にはこれらを複合的に組み合わせながら作るとよいです。

慣れれば見なくてもできるようになりますが、やっていると似たようなタイトルになる癖がでてしまうので定期的にチェックしておきましょう。

ページ最後にチェックリストを用意しました。

タイトルを実際につけるときに参考にしてください。

記事を作成する

記事を作成するときには次のことを意識するようにしましょう。

タイトルに答える内容であること

記事タイトルと記事の内容が異なっていてはいけません。

先ほどの「食事やサプリで運動しなくてもダイエットできる方法」というタイトルをつけたのであれば、

「食事でダイエットできる方法」

「サプリでダイエットできる方法」

については記載しなくてはなりません。

また、「運動しなくてもよい理由」についても記述すべきです。

訪問者の疑問に答える内容であること

先ほどの例でいえば本来「ダイエット 運動」と検索している人は痩せるための運動方法を知りたいはずです。

しかし、その運動方法を書くとタイトルの「運動しなくてもダイエットできる」ということに矛盾してしまいます。

こういう場合には関連ページなどに「運動でダイエットできる方法」を作成しリンクしておいたり、

運動でダイエットすることによるデメリットなどを提示し、その代替的な手段として「食事」や「サプリ」を提示するようにしましょう。

使った関連キーワードを検索している人の疑問に答える内容であることが大切です。

選定したキーワードの類義語や同義語、共起語も抑えながら記事を書くとよいでしょう。

キーワード選定には以下のサイトの記事も参考になると思います。
http://bazubu.com/how-to-choose-seo-keywords-18458.html

今アレが安い?タイムセールチラ見

タイトルキーワードの決め方(ボトムアップ方式)

さて、ここからは番外編です。おまけです。

アフィリエイト上級者向けなので初心者はまず上のトップダウン方式である程度記事の量を確保しましょう。

ある程度記事も増えてくるとキーワードを使いきってしまいます。

そんな時はこのボトムアップ方式で記事を作成しましょう。

先ほどのトップダウン方式では

顕在化した需要をもとにキーワード→タイトル→記事の順で作成しました。

ボトムアップ方式ではその逆を行います。

記事→タイトル→キーワードの順です。

簡単に説明します。

まず記事を書きたい大まかなテーマを決めます。

そして、テーマに属する検索者の属性を考えながら何も見ずにそのテーマについての記事を書きます

記事を書いたらその記事のキーワードは何なのか記事を眺めながら考えます。

この時実際に記事内でよく使われている単語や記事の要約を考えるとよいでしょう。

そしてそのキーワードでタイトルを考えます。

もちろん記事の内容と矛盾してしまうようなタイトルはNGです。

最後にそのタイトルキーワードで検索をしてライバルサイトに競合がいなければOKです。

このボトムアップ方式のプロセスでは、潜在的な需要を探っています。

検索ボリュームというのは過去の検索の結果であり、既に顕在化している需要です。

確かな需要ではありますが、その分ライバルが多いのも事実です。

一方でボトムアップ方式で記事を作った場合、必ずしも顕在需要と一致はしません

しかし、特定のテーマで一定の記事を書いたのであれば、そこに需要が生まれる可能性があり、

仮に今後その需要が顕在化した場合には、ダントツでトップ独走状態になります。

確実性はないですがこのような方法論でもいくつか記事を書いておくと良いでしょう。


ただし、これをするのは既にトップダウン方式で100記事程度は書いてからにしましょう。

チェックリスト

記事タイトル作成チェックリスト
ポイント相性の良い要素チェック
WHAT
「何を、目的、目標物」
固有名詞・代名詞・数字
この方法でアクセス数10倍に増やした」
WHEN
「いつ、日時、期限」
即時性・適時性
だけ!最新のダイエット器具の割引情報」
WHERE
「どこ、場所、目的地」
固有名詞・代名詞
限定語
「アフィリエイトを学ぶならココで学ぶだけでいい!」
WHO
「誰が、誰に」
専門性
限定語・代名詞
プロに聞いたアフィリエイトのココだけの話」
WHY
「なぜ、理由」
煽る・数字
ノウハウ系
あなたがお金持ちになれないたった1つの理由
HOW
「方法、手段、やり方」
簡潔性・専門性・客観性
限定語・代名詞
煽る
ノウハウ系
プロが教える簡単○○レシピ
これだけでOK!簡単年収アップ
HOW MUCH
「いくら、価格、割引」
数字・客観性
1000円で習得できる資格一覧」
HOW MANY
「いくつ、数量」
数字・客観性
「キーワード選定に重要な3つの要素」
HOW LONG
「時間、期間」
簡潔性・客観性
数字・代名詞
コレを読めば3分でわかるアフィリエイト入門」
その他共通
疑問形
因果関係
1つか2つ程度にチェックが入ればOK
タイトル全般
キーワード選定をしたか
ライバルサイトをチェックしたか
記事の中身はタイトルに答える内容になっているか
訪問者の潜在的な疑問を意識して記事を書いたか
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