ネットショップの基礎から作り方、初心者がはじめる際に注意した方が良い点などを記載します。
ネットショップは人気も高く、競争も激しいです。
しかし、ヒットが出れば大きく稼ぐことができます。
また、上級者になれば、業務を効率化することもできるので、総体的に効率的にお金を稼ぐことができます。
もくじ(見出しのまとめ)
ネットショップ(ECサイト)とは?
文字通り、インターネット上に店舗を構え、商品を販売するサイトのことです。
ECサイト(Electronic Commerce:電子商取引)とも言います。
Amazonや楽天をイメージすると非常にわかりやすいと思います。
現在では誰でも簡単にネット上にお店を持つことができるようになりました。
本格的にネットビジネスをしようと考えている人にオススメの方法です。
ネットショップ(ECサイト)の特徴
いくつかの特徴、メリットとデメリットを見ておきましょう。
- 自分のサイトで販売する
仕入、集客、販売、発送は基本的に全て自分で行います。 - 店舗維持費が格安
実際のお店と異なり、店舗維持費は毎月2000円もあればOK - お客さんで満員になることがない
レンタルサーバーさえしっかりとしたものにしておけばお客さんの取りこぼしはありません。 - 価格や利益も自分次第
もちろん自由に設定できます。暴利でもOK - 自分でサイトを作らなくてはならない
現在ではそんなに難しくないのでこれはあまり問題ではないでしょう。 - 特商法の表記が必要
自分の個人情報を記載する必要があります。 - 顧客対応も全て行う
問い合わせや返品対応も基本的に自分で行う必要があります。 - カートや決済システムが必要
ショッピングカートやクレジットカード決済などのシステムをサイトに設置する必要があります。これも現在ではほとんど難しくありません。 - Amazonや楽天がライバルになる
扱う商品によっては超大手のAmazonや楽天市場と戦っていく必要があるかもしれません。 - 在庫リスクがある
扱う商品によっては在庫を抱えてしまうリスクがあります。
こんなところですかね。
後述しますが、たいていのデメリットは避けることができます。
ネットショップの作り方
ネットショップを作るのにまず必要になるのは自分のサイトです。
これがないとお話になりません。
サイトを作る準備
サイトを作るのには、
が必要です。
初心者には難しく感じるかと思いますが、全然難しくありません。
独自ドメインは年額1,000円程度、レンタルサーバーは月額1,000円程度掛かります。
いわばこれがネットショップの維持費ですね。
普通のお店を開業するとしたら、店舗代・光熱費だけでも月額数万円~数十万円掛かってしまいます。
ネットショップではこういった店舗維持費がほとんど掛からないのが最大のメリットです。
また、実店舗のお店ではお客さんが来すぎると満員になったり行列ができたりします。
ネットショップではレンタルサーバーをそれなりモノを契約しておけばこういったことはほとんど起こりません。
ドメインやレンタルサーバーって何?という人は以下のページをご覧ください。
※ECサイトを作る場合、以下のページのWordPressは導入しなくてもOKです。
http://kasegunet.jp/what-are-domain-and-rental-server/
当サイトではレンタルサーバーはエックスサーバーをオススメしています。
エックスサーバーを使うと、ECサイト作成までが非常に楽にできるからです。
簡単にこちらのページのようなECサイトを構築できます。
導入の仕方はEC-CUBE 3 導入までの流れに丁寧に記載されています。
ショッピングカート・決済システムの準備
上のEC-CUBEで足りない場合、有料のシステムもあります。
決済システムはできるだけ多様化しておいた方が購買率が上がります。
決済システムとしてはPaypalが世界的に知名度があります。
決済手数料も安めであり、多くのクレジットカード決済に対応しているのでユーザビリティ向上に役立ちます。
このPaypalを使ったショッピングカート・決済システムにはたとえば以下のようなサービスがあります。
PayPal対応リンク型カートシステム
各種ページの準備
あとは、お問合せページや商品ページなど各種ページを作ればよいだけです。
これは既存のECサイトを参考にするとよいでしょう。
自分のサイトを持たない場合
自分のサイトを持たない場合、ショッピングモールを使うこともできます。
既存のAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのサイトに販売側として出品することができます。
こういったショッピングモールサービスを利用する場合のメリット・デメリットは以下になります。
- 自分でサイトを作らなくて良い
自分でサイトを作る必要がないので、初心者は楽にできます。 - 多くのユーザーの目に触れやすい
既存の大規模サイトなので自分の商品が目に触れやすいです。 - ユーザーの信用を得やすい
個人のサイトよりもユーザーからの信用を得やすく、結果購買に繋がります。 - 価格競争に巻き込まれる
同様の商品を出品している他の販売者と簡単に比較されてしまいます。 - 出品するのに手数料が掛かってしまう
出品ごと、または売上げごとに手数料が掛かります。
ネットショップで稼ぐコツ
「いきなり自分でECサイトを作るのはハードルが高い」という人もいるかもしれません。
しかし、売れる商品を用意できるのであれば自分でネットショップを運営した方が利益率はよくなります。
そこで、実際にネットショップを始めようとする人は以下の戦略を参考にしてください。
自分のサイトとショッピングモールを併用する
最初は自分のサイトと大手ショッピングモールを併用していきましょう。
こうすることで、
を区別できます。
たとえば、自分のサイトとAmazonに同じ商品を出品していたとします。
このとき、Amazonの方では順調に売れているのに自分のサイトでは売れていないのであれば、自分のサイトの作りやSEO対策に問題があることがわかります。
また、Amazonでも自分のサイトでもどちらでも売れていないのであれば、そもそもその商品の需要がないということがわかります。
このように問題を区別することができるので、最初はどちらも併用するとよいでしょう。
在庫リスクの小さい商品を扱う
自分のECサイトで扱う商品は最初は在庫リスクの少ないものにした方が良いでしょう。
たとえば、電磁的データ(映像・画像・音楽など)であれば、在庫リスクもなく、データを焼きますだけで商品を生産することができます。
ドロップシッピングも併用する
ドロップシッピングも併用することによって、自分のECサイトの商品ラインナップをある程度充実させることができます。
自分のサイトにオリジナル商品が少ない場合には、ドロップシッピングを積極的に活用していきましょう。
宣伝をする
ネットショップの場合、ネット上で宣伝するのが有効です。
この場合ASPに登録し、宣伝をお願いすることによって、基本的に広告の成果があった分だけの広告費で済みます。
低コストで最大の売上が期待できる。バリューコマースのアフィリエイト
アフィリエイトプログラムとは、テレビや新聞に出す広告と違い、実際にその広告を経由して商品が売れた場合だけ広告費を支払うシステムです。
たとえば1000円の商品が売れた場合に200円の広告費を支払うイメージです。(金額は適当)
多くのアフィリエイターがネット上に情報を拡散してくれるので、一気に認知度があがります。
最近のネット広告の主流は複数のASPに登録し、一気に情報を拡散し認知度をあげ、ある程度認知度が上がったところで広告を引っ込めるという手法です。
サイトを作りこむ
これについては当サイトのアフィリエイトカテゴリの記事も参考にしてみてください。
まとめ
ネットショップを作る際は、関連する法律にも注意しましょう。
特に特定商取引法には一度目を通しておきましょう。
また、商品を実際に販売する上で「お客さんに満足してもらう」という意識があるかどうかは非常に重要です。
今はネットですぐに口コミが広がります。
良い口コミが広がるように工夫してみましょう。