サイトの高速化のためにmod_pagespeedを有効にしている人も多いと思います。
自分のサイトのソースを見ていて気がついたのですが、アフィリエイトのコードにあるインプレッション用のimgのコードに
pagespeed_url_hash=”xxxxxxxxxx” onload=”pagespeed.CriticalImages.checkImageForCriticality(this);”
こんなのが追加されていました。(毎回ではなく時々)
ほとんどのASPでコードの改変はNGです。
もしこれがコード改変に該当すると見做されていたとしたら、せっかく発生した成果も承認してもらえない可能性があります。
承認するかどうかは広告主の判断なので、最終的には広告を出稿している企業の担当者の判断次第です。
実際、mod_speedを有効にしている間に承認されている成果もたくさんあるのですが、承認されてない成果もあります。
具体的にはリンクコードのインプレッション用imgタグの末尾に以下のように追加されています。
1 | <img width="1" height="1" src="https://xxxxxxxxx" alt="" pagespeed_url_hash="xxxxxxxxxx" onload="pagespeed.CriticalImages.checkImageForCriticality(this);"> |
altの後ですね。
やっかいなのは毎回ではなく時々追加されているという点。
どうやらこれはmod_pagespeedを有効にしていると発生する模様。(たぶん)
少し調べてみたので、備忘録的に書いておきます。
mod_pagespeedが何をしているのか
エックスサーバーのサイトに詳しい解説が書いてあったので引用します。
ファイルを圧縮してデータ転送量を削減する、同種のファイルを一まとめにして無駄な通信を削減するなどの最適化処理を実施します。
この最適化処理により、Webサイトにアクセスしたブラウザはデータ転送量が減少し、また、ページのロード時間を短縮できるため、Webサイトの表示速度改善を期待することができます。
具体的には以下のような最適化処理をしているようです。
- CSSファイル、JavaScriptファイルなどの圧縮
- 最適な画像タイプへの変換、軽量化
- 同種のファイル(画像、CSS、JavaScriptファイルなど)を一つにまとめ、サーバーとクライアント間の無駄な通信(リクエスト)を削減
- CSSファイル、JavaScriptファイル、画像ファイルのキャッシュ有効期間の延長
- 小さなファイルサイズのCSSやJavaScriptをHTML内に埋め込む
このうち2つ目か3つ目の影響ですかね?
いじれにせよ、オフにすれば元に戻るはずです。
エックスサーバーでのmod_pagespeedの設定方法
これについてはページスピードの高速化設定で説明しているのでそちらをご覧ください。
実際、mod_pagespeedをオンにしていてもそこまでpagespeedが改善するという印象はないので、非承認のリスクを負ってまでonに設定しなくてもよいかもしれません。
上の最適化処理はWordPressのプラグインでほぼほぼ実現できるように思います。
コード改変に該当するかどうかは担当者次第かも?
mod_pagespeedによってコードが改変されているのかどうかは確定事項ではありません。
私はその辺の知識があまりないので絶対的自信をもって「これが原因!」とは言えません。
たぶんそうであろう、という感じです。
また、これがコード改変に該当するのかどうかASPに問い合わせてもいません。
おそらく決まりきった答えが返ってくるのが目に見えているのと、最終的には企業の担当者の判断次第だろうと思うからです。
企業側はできるだけ広告費を抑えたいでしょうから、非承認の原因になり得るものは出来る限りやめておいた方が良いと判断してとりあえず一定期間mod_pagespeedをオフにしてみます。
ただmod_pagespeedをonにしていてもほとんどの成果は承認されています。
imgタグ内については判断が甘いのかな?
出稿しているコードと突合せを行って改変の有無を自動で判定しているものだとばかり考えているのですが…
この辺についての技術的なことについても私は回答を持ちあわせていません。
もしコード改変に該当するかどうか問い合わせた方がいたら回答を教えて頂けると嬉しいです。