普段の買い物に掛かる「時間」と「お金」を節約する方法を紹介します。
多くの人は買い物に掛かる「お金」を節約しようとしますが、「時間」についても「お金」以上に意識すべきだと思います。
これについても詳しく解説します。
もくじ(見出しのまとめ)
人生で買い物に使う「時間」は?
買い物に掛かる「時間」は何も商品を選んでいる時間だけではありません。
お店への往復の時間や会計待ちの時間もあります。
これらを考慮すると、どれだけ小さく見積もっても1回の買い物で30分~1時間程度掛かってしまいます。
実際に統計データを見ると、1回あたりの買い物に(自宅から出かけて帰ってくるまでには)平均1時間前後掛かっています。
週平均の回数はおよそ4回です。
つまり、統計データから見ると、
ということです。
では一生のうち買い物に費やすのはどのくらいの時間になるでしょうか?
20歳~80歳の60年間で計算してみましょう。
60年=3120週
3120週✕4時間=12480時間
一日に活動できる時間はおよそ17時間です(睡眠等7時間)
この17時間を元に何日分か計算します。
一生のうち丸2年は休みなく買い物のみしているということですね。
12480時間✕時給1000円=1248万円
1248万円分の収入を得る機会を失っているとも言える
※厳密な計算ではない
実際は500~700万円程度でしょう
個々人の能力に依るので有能な人ならもっと大きくなります。
買い物は「買うため」だけではない?
特に女性は買い物という行為自体がストレス発散になっている場合もあるでしょう。
実際に女性に限らず、ストレス解消のために買い物を使っている人がいるというデータがあります。
特にウインドウショッピングをしている人は要注意です。
いくつかの調査を紹介します。
興味のない人は次の段まで飛ばしてください。
研究・調査
不幸感≒自分の思い通りになっていないという感覚
特にウインドウショッピングをしている人はこの感覚が強かった
買い物をする(実際にモノを買う)→自分の思い通りの行動をする→不幸感を軽減する
ストレスが大きく、幸福感が低い人ほど衝動的な買い物をする
「ストレスショッパー」は買い物をするのと同様に「食べる」「運動する」ことを好む
「ストレスショッパー」はストレスの原因と向き合わず関係のない「買い物」に「逃げる」傾向がある
「自分が不安感・ストレスを感じている」と自覚することで避けられる
「買い物リスト」を用意して買い物に行けば良い
カードは持たず、現金を使う
お店のキャンペーン情報などのメルマガは退会する
金持ちの友人とは買い物に行かない
翻訳間違っていたらご指摘お願いします。
これらの研究結果から分かる重要な事は、
「買い物でストレス発散をしている人はストレス原因と向き合っていない」
ということだと思います。
根本的なストレス原因を排除したり、対処しない限りどんどん買い物に時間とお金を使ってしまうでしょう。
なので、
「あ、自分は何かストレス感じているんだ」
とストレスを自覚し、原因を特定して早期に対応する
ことが大切だと思います。
根本的な解決をしない限り、その場しのぎの無駄な出費が延々と続いてしまいます。
買い物の「時間」を節約する方法
買い物の時短テクニックですね。
最も簡単なことはネットショップを使うことです。
日用品はAmazonやヨドバシを使えば、田舎でない限り送料無料で翌日には届きます。
意外と知らない人も多いですがAmazonはタイムセールなどもやっています。
定期お得便を使えば、定期的に自動で届き、10%以上割引になることもあります。
他にも様々なお得なサービスがあります。
Amazonとヨドバシのどちらがお得かは商品に依りますが、ほとんど差はありません。
ネットスーパーを使う
Amazonほど使い勝手はよくありませんが、普段使っているスーパーのネットスーパーを見てみましょう。
最近はたいていの大手スーパーがネットスーパーもやっています。
送料や配送条件などは異なりますが、実店舗での買い物に掛かる時間を考えると、ほとんどの場合で送料分負担した方がトータルではお得です。
一点ネックになるのが、慣れるまで使いづらいという点です。
慣れれば非常にサクサクできますが、何回か使わないと使いづらく感じるでしょう。
食材宅配を使う
食材を選ぶのも面倒だと言う人はそれごと配達してくれるサービスを活用しましょう。
いくつか紹介します。
食材宅配のヨシケイでは、栄養士が考えたメニューを宅配してくれます。レシピもついてきます。
生協の宅配「コープデリ」・「おうちコープ」では、関東圏がメインですが食材を宅配してくれます。
どれが一番良いかは、個々人の味覚や家庭環境次第なのでなんとも言えません。
詳しい説明等を読んで価格や内容など自分に合ったものを選ぶしかありません。
予め決まったものを購入することで、「ついで買い」を抑制することができるのもメリットです。
家事代行サービスを使う
お金に余裕があるなら、家政婦や使用人を雇うのもアリです。
シルバー人材センターを使えば、コストも抑えられます。
買い物の「お金」を節約する方法
こっちは結構難しいです。
などが一般的でしょう
また、こちらの画像に該当するお店で普段買い物をするのであれば、モッピー(スマホアドレスでの登録推奨)というポイントサイトを使うと数%~数十%お得になる可能性があります。
それ以外にはヤフオク!などのオークションサイトを使ったり、ジモティなどのサービスを使うくらいでしょうか。
まとめ
買い物に掛かる「時間」は大幅に節約できます。
その時間を他の活動に使えば人生がさらに充実するかもしれません。
特にネットショップや宅配サービスに掛かる追加的費用は大した金額ではないので積極的に活用しましょう。
一方で買い物に掛かる「お金」を節約する方法は多くはありません。
それでも
「無駄な買い物をしないという普段の意識」
「ポイントを貯める」
「オークションサイト等を使う」
などをすれば年間で10%~50%程度の節約額にはなると思います。
前半で記述した通り、衝動買いなどをしてしまっている人はストレスが溜まっている可能性が高いです。
何かのきっかけで自分が壊れてしまわないようストレスの原因に対処しましょう!