特に都心部ではタクシーは非常に便利な交通手段です。
しかし他の交通手段に比べるとタクシーは料金が高いのがネックですよね。
ここではタクシー料金を抑える方法を紹介します。
もくじ(見出しのまとめ)
タクシーの料金はどうやって決まってる?
タクシーの料金には以下の料金があります。
サラッと確認しておきましょう。
- 初乗料金
タクシー利用で必ず掛かる費用 - 加算料金
距離に応じて掛かる費用 - 時間距離併用制料金
徐行運転時に時間に応じて掛かる費用。
主に渋滞時、信号待ち時に発生 - 深夜割増料金
深夜・早朝に割増になる費用。
おおよそ2割増しになる - 予約・迎車料金
タクシー会社によって無料の場合も - 有料道路料金
高速道路など有料の道路を通過する際に掛かる費用
タクシーが帰る時の料金も加算される
まずは一般論としてのタクシー代金節約法を紹介します。
混雑時間帯は利用しない
「時間距離併用制料金」が発生するので、道路が混雑する時間帯の利用は避けましょう。
深夜・早朝に利用しない
2割増になってしまうので深夜・早朝は利用は避けましょう。
予約・迎車は利用しない
タクシー会社によっては追加料金がない場合もありますが、確認するのが面倒なので予約や迎車は避けましょう。
道端で捕まえるようにします。
有料道路は利用しない
いわゆる「下道」を使いましょう。
目的地を伝える時に「有料道路は使わないでください」と伝えればOKです。
さて、「そんなのわかっとるわ!」という意見が聞こえてきそうです。
他の方法を紹介します。
タクシーチケットを使う
タクシーチケットには主に3種類あります。
- 金額書込み式のタクシーチケット
後日請求され支払うもの - タクシークーポン回数券
いわゆる回数券 - タクシー福祉乗車券
障害者や高齢者などに書く自治体から支給
このうちタクシークーポン回数券を使います。
タクシーチケットプリペイドカードなどとも呼ばれます。
これらは金券ショップやヤフオクなどで購入することができます。
だいたい額面金額の90~95%の価格で購入できます。
つまり、タクシーを5~10%引きで利用できるということです。
ヤフオク・金券ショップなどは以下のページを参考にしてください。
http://kasegunet.jp/how-to-make-money-by-reselling/
相乗りサービスを使う
この方法を使えばタクシー代を一気に半額以下にできる可能性があります。
ただし、あまり融通は効きません。
トラブル等もあり得るため、特に女性は十分に利用規約や条件等を確認するようにしてください。
相乗り屋
相乗り屋というスマホアプリがあります。
Facebookのアカウントが必須になります。
詳しい使い方はリンク先をご覧ください。
年齢や性別で条件設定もできます。
notteco
主に長距離のライドシェア(相乗り)のマッチングを行っているのがnottecoというサービスです。
2008年にサービスを開始し、現在、15,000人以上の会員がいるようです。
タクシーだけではなく、誰かの自動車に乗ってガゾリン代などをシェアするといったサービスです。
長距離でどこかに行く場合に条件が合えば交通費を大幅に節約することができます。
こういった相乗りサービスを使うのも1つの選択肢だと思います。
初乗り料金は今後安くなる
都内の話です。
2020年東京五輪に向けてタクシーの初乗り料金は安くなっていきます。
五輪後もおそらく初乗り料金は抑えられると思います。
日本は諸外国と比べ初乗り料金が高く、外国人観光客のタクシー利用率が低いのでその対策として料金を抑え、より多く利用してもらうためです。
今後日本にとって観光産業は重要ですから国も力を入れるでしょう。
ただし、実質的な料金が安くなるとは限りません。
現在2km未満は一律初乗り料金730円ですが、初乗り料金をワンコインに抑え、2km到達時に730円に達するような料金設計になるでしょう。
つまり、2km未満のタクシー利用であれば今よりもお得になる可能性が高いということです。
自家用車VSタクシー
ここからは余談になります。
タクシー料金が安くなれば、都内在住者にとってはますます自家用車が不必要になりますね。
私の住んでいる東京都心部の地域では、駐車場代だけでも月5万円程度するので概算すると月7~10万円までのタクシー代ならタクシーを使ったほうが自家用車を持つよりお得です。
その上運転手もついてきますからタクシーはかなり便利です。
田舎では自家用車が必須のようですが、都心部では交通網が発達しているので不要ですね。
なにより自分が運転しないことで事故の賠償リスクを最小化することができます。
これが一番大きいです。
私も20代前前半は何台か車に乗って今では無謀とも思える運転もしてしまったことがありました(ゴールド免許です)が今では様々なリスクを考慮し自分で運転するのが恐ろしくて運転しません。
運転手がいなければほぼ車に乗りません。
高級車やスポーツカーに憧れたり、特別かっこいいと思う世代でもありません。
家族旅行でも同様です。
一日運転手などを雇うことができます。
1日運転手を使えば渋滞にイライラすることもありません。
自分でハンドルを握るということはそれだけ責任が伴います。
時にそれは重すぎる責任になってしまいます。
お金の問題は保険に入っていればなんとかなるかもしれませんが、精神的な疲弊や拘束される時間はどうしようもありません。
そういった責任を数百円でタクシー運転手が負ってくれるのですから安いものです。
何が言いたいかというと、タクシーを積極的に使おう!ということです。