実際に投資初心者が株式投資でお金を稼ぐ上で、使える情報収集のツールを紹介します。
基本的に最初は情報源を絞らない姿勢が大切です。
ある程度慣れてきたら自分にとって必要な情報源に絞ればよいでしょう。
もくじ(見出しのまとめ)
会社四季報
これははずせませんね。
頻繁に新しいものが出るのでチェックしておきましょう。
検索性が良いのでCD-ROM版の方が良いと思います。
ただ、勉強用に買うのであれば、書籍版の方がいろいろ書き込んだりマークしたりしやすいです。
スマホで情報収集
まずはスマホで「入れておくと良いよ~」というアプリをいくつか紹介します。
以下のアプリは基本的に無料で使えるアプリです。
Yahoo!ファイナンス
これは使っている人もかなり多いでしょう。
ニュース、経済指標、為替、株価、チャート、ランキングなどを見ることができます。
更に、ウィジェットで待受画面にもそれらを表示することができるので、普段から投資情報に触れるにはもってこいのアプリです。
iSPEED
楽天証券の売買アプリですが、口座を持っていなくても使えます。
このアプリも個々のチャートや投資情報を見ることができるのでオススメします。
また、こちらも様々な情報を待受画面にウィジェット表示することができます。
楽天証券の口座を持っていればそのまま売買することもできます。
FISCO
FISCOはJASDAQに上場している企業です。
このアプリでは企業情報やマーケット速報などを見ることができます。
テーマ株
話題のテーマに関して関連する銘柄や情報を見ることができます。
iPhoneでは見つかりませんでした。
テーマ株
Yahoo!ニュース
ニュースアプリですが使いやすいのでオススメします。
ニュースを見るときに
「どの銘柄の株価に影響するか」
「投資家ならこのニュースをどういう見方をするか」
を考えて読むと投資の良い訓練になります。
これも必要になってしまいました。
というのも、資金力のある某個人投資家が特定の銘柄についてのポジションをつぶやくと市場が反応してしまうのです。
たとえば「○○のこの銘柄、なんとなく買い」などとつぶやいた際に、その株価が急上昇します。
リアルタイム
これはTwitterの特定のキーワードのつぶやきや、急上昇のつぶやきを見ることができます。
「日経平均」など株に関するキーワードを設定することによって有益な情報を得られることもあります。
Googleカレンダー
Androidなら標準で入っているはずです。
このGoogleカレンダーに投資情報のカレンダーを登録してアラート設定すると、いちいち確認しなくてもポップアップで明日どんなイベントがあるのかわかります。
いろいろな表示方法があり、自分のインストール(または作成)したカレンダーごとに通知の有無や何時間前に通知するかなどを細かく設定できます。
Gmailを使っていればメールから自動で予定を書き込んでくれるなどの機能もあり、かなり便利なアプリです。
Googleカレンダーを入れたら以下のカレンダーを取り込んでおくと、投資情報を勝手に通知してくれます。
MONEXカレンダー
上の画像もこのカレンダーを使っています。
基本的に取り込みはPCでやった方が良いです。一度PCで取り込み、同期すればスマホでも通知やアラートを設定できます。
かなり便利なので是非やっておきましょう。
普段から経済を意識することは非常に重要です。
PCで情報収集
PCではいくつかのサイトを紹介しようと思います。
正直な所、初心者向けにどこまで紹介すれば良いのか非常に迷いました。
中には初心者には若干難しく感じるサイトもあるかもしれませんが念のために紹介しておきます。
また、以下で紹介するのは私が実際使っているものも使っていないものもありますし、私が使っているサイトを全て載せているのではないのであくまでも参考程度に考えてください。
基本的にリンク先のサイトは隅々まで目を通し、出てきた単語や概念でわからないものがあればその都度ググって勉強しましょう。
掲示板系
買い煽りや売り煽りをはじめ、阿鼻叫喚や時にはインサイダー情報まで様々です。
株価の唯一の変動要因を理解していれば、煽りに負けることはないでしょう。
また、書き込みの内容からその情報の正確性・信頼性を判断するしかないため、ある程度の知識を持っていることが前提になります。
マーケットカレンダー
投資の材料になる情報のカレンダーです。
チャート系
様々なチャートを見ることができますが、自分の証券会社のツールでも見れるかもしれません。
株価アルゴリズム
ローソク足の勉強に使えるかもしれません。
日経225先物 リアルタイムCME
主要なチャートが重ねて表示されています。
世界株価
セカイの株価をチャートで見れます。
業種別データ
業種別のデータを見ることができます。勢いのある業種を見るのに役立ちますが、だいたい証券会社のツールで見ることができます。
外国人投資家動向
外国人のポジションを知ることができます。注意したいのは外国人側もこれらの情報が開示されているのを前提で将来のポジションを決めるということです。
貸借・信用情報
JPX
JPX日本取引所グループのサイトです。上場企業に関する様々な情報を見ることができます。リンク先は制度信用・貸借銘柄の一覧です。
日本証券金融
ここでは貸借銘柄に関する基本的な情報をみることができます。
TRADER’S WEB
信用残の推移から、貸借取引残高、逆日歩情報などを検索するのに役立ちます。
プレミアム登録すると情報の幅が広がります。
トレーダーズ・プレミアム
空売り銘柄ランキング
空売りに関する各種データをランキング形式で見ることができます。
EDINET
EDINETでは、企業が公表する各種開示書類を閲覧することができます。
正確に読み取るにはある程度の知識が必要になるかもしれません。
各種証券会社のサイト・メルマガ
これも忘れてはいけません。証券会社は情報提供をしています。
メルマガなども証券会社のモノだけ入っていれば十分です。
その他のサイト
意外と見落としがちなのがその他のサイトです。
倒産情報
上場企業にかぎらず様々な会社の情報、統計、レポートなどを見ることができます。
特に倒産速報は使えます。
上場企業自体が業績悪化を開示する前に下請けや末端企業が業績悪化していることはよくあるので参考になるでしょう。
広告情報
ポイントサイトやASPに登録しておけば、現在どのような業種(企業)が広告に力を入れているのか把握しやすいです。
少し前になりますが、広告に力を入れだした企業に仕込んでおいて放置していたらそれだけで株価が何倍にもなったこともあります。
「広告しないと売れない」から広告を出しているのか
モノ・サービスの質がよく
「認知されればめっちゃ売れる」から広告を出しているのか
は見定める必要がありますけどね。
転職情報
転職サイトなどもチェックを入れておくと良いでしょう。
どういった業種がどういった人材を求めているのかを直接的に把握できます。
それが
「急成長していて人が足りない」から求人してるのか
は見定める必要がありますが、そういうの抜きで見ていて面白いと思います。
政府の情報
これも見落としがちですが、政府および各省庁のホームページから直接情報を取ることも忘れないようにしましょう。
慣れるまではどこにどんな情報が掲載されているのか分かりづらいかもしれません。
ニューストーク
PCで使える無料ソフトニューストークについて紹介します。
これを入れておけば、設定した時間間隔で自動で最新ニュースを取得し、音声で読み上げてくれます。
ダウンロードしてインストールしたら、日刊株式経済新聞を選択すれば自動で取得してくれます。
他にもいろいろなニュースを選択できるので、必要に応じて設定してみてください。
※Windows7環境だと音声読み上げができないです(経験談)
そういう人はWindows10にアップデートすると音声読み上げもできます(経験談)
その他の情報収集
PCやスマホ以外でも情報収集はすることができます。
テレビ
テレビの情報はまだまだ利用価値があります。
特定の企業や商品が紹介された後に株価が動くなんてこともあります。
また、一見つまらない番組・関係ない番組であっても「投資家目線」で視聴することによってヒントを得ることができる場合もあります。
PCでもテレビを視聴することができますよ。
ピクセラ Windows/Android対応テレビチューナー PIX-DT300
相場中はTOKYO MX2(9チャンネルを2回押す)の東京マーケットワイドやニュース、国会中継などを見るのがメインになると思います。
また、ニコニコ実況なども併用すると視聴者の反応がわかりやすいです。
PCなら実況アプリを入れておくと便利かもしれません。
中にはどう考えても「投資家のコメント」が流れることもあるので面白いですよ。
ラジオ
ラジオもPCで聞くことができます。
ラジオではラジオNIKKEI第一のマーケットプレスを聞くと良いでしょう。
各種イベント・講演
投資初心者は証券会社や取引所などが行っている講演やセミナーなどのイベントに参加してみるのも良いかもしれません。
実際に有益な情報提供があるかどうかは別として、そういった場で投資家仲間を作ったり、自分の投資に対する意識の再確認ができるかもしれません。
投資において重要なのは行動力ですよ。
裏ワザ
株式は大量に保有した場合に報告義務があります。
発行株式総数の5%が報告義務の目安なので、基本的に初心者にはあまり関係ありません。
大切なことは、ここに報告している投資家はかなりの資金力があるということです。
多くは機関投資家ですが、中には個人で名前が載ることもあります。
運用資金が大きくなってきたらこれは要注意です。
「やべぇ報告義務でちゃった」ってことにならないようにポジションを気をつける必要も出てきたりします。
で、ですよ。
ここに個人名が載っている投資家は少なくとも資金力があることの証明な訳です。
人によっては相当優れた投資家の可能性もあります。
であるとするならば、
弟子入りを頼みに言ってはどうですか?
優秀な師を仰ぐ亊に上回る勉強法はありません
もちろん、普通に門前払いでしょう。
この辺はそれぞれ頭を使ってどうしたら弟子入りさせてもらえるか考えてください。
変なプライドに固執して「誰かに教わりたくない」なんて思うのは損ですよ。
プライドなんて持つのは投資家として成功してからで良いではないですか。
「金にならないプライドは捨てる」
これは何においても成功への近道だと思います。