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【バナー?テキスト?ボタン?】アフィリエイトリンクの選び方とメリット・デメリット

アフィリエイトを始めたばかりの初心者にとってASPのリンクの選び方は戸惑う点も多いかもしれません。

そこで、今回はリンクの選び方について「自分ならこうするかな」という点について簡単に解説します。

最初に書いておきますが、統一された答えなどありません。

自分のサイトのテーマや、そのサイトを訪れる訪問者の属性によって有効なリンクのタイプは変わってきます。

重要なのは考え方です。

先に表だけ載せておきます。

 バナー広告リンクボタンリンクテキストリンク
視認性
重さ
ブロック対策
本文との関連性不必要やや必要必要
本文内への自然な配置

サイト訪問者の広告・アフィリエイトに対する知識使うべきリンクタイプ期待すべき行動
ほとんどないバナー広告リンク
ボタンリンク
テキストリンク
どれでもOK
成約
コンバージョン
SNSへの拡散
ネットをライトにネットを使う層。気になる広告やリンクは踏んでくれる層
ややあるボタンリンクや
テキストリンク
を積極的に使う
成約
コンバージョン
SNSへの拡散
アフィリエイトの存在くらいは知っているが、仕組みは知らない層
かなりある文章内の
テキストリンクなら
踏んでくれるかも
SNSへの拡散
コンバージョンは期待しない
アフィリエイトの仕組みを理解しており、アフィリエイトや広告を忌み嫌っている層

詳しくは本文で一般的なメリット・デメリットを述べながら説明していきます。

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バナー広告リンクのメリット・デメリット

バナー広告・リンクの最大のメリットは視認性の高さにあります。

パッと目に入るバナーがサイト訪問者の興味を引く内容であれば、自然とクリック率も高まります。

バナー広告リンクはテキストリンクと比べてサイズが相対的に大きいのが特徴です。

また、GoogleAdsenseのように、本文でまったく触れていないような商品なども紹介しやすい点もメリットの1つです。

一方でバナー広告リンクはデメリットも大きいです。

第一にテキストリンクと比べて容量が大きくなり、サイトが重くなりがちです。

表示エリアが大きいので、特にスマホなどで画面を埋め尽くしてしまいます。(それが良いのかもしれないけど)

第二に、バナー広告はブロックされやすいという特徴があります。

サイト訪問者がAdblockなどをブラウザの拡張機能に入れているとそもそも表示されません。

Adblock対策ができるWordPressプラグイン

Adblock等を使っているユーザー対策ならBetter Stop AdBlockというプラグインが役に立つかもしれません。

WordPressを使っているなら簡単に導入できます。

このプラグインはAdblockのようなバナー広告非表示の拡張機能を使っているユーザーに対して、そのサイトを表示させないようにできます。

ただし、個人的にはこういった対策はユーザー側から嫌がられますし、サイト訪問者のユーザービリティの低下に繋がります。

直接的にサイトの収益に繋がらなくてもそういったユーザーがサイトを拡散してくれるかもしれませんし、滞在時間や行動によってはSEO評価も高まる可能性もあります。

そもそもサイトを非表示にされて「イラッと」したユーザーはAdblockを解除したとしても、何が何でも広告をクリックしたがらないのではないでしょうか?

こういった広告非表示設定をしているユーザーを切り捨てる行為には慎重になった方が良い、というのが個人的な意見です。

単に切り捨てることを考えるのではなく、自分のサイトの広告の貼り方を工夫したり試行錯誤することを第一に考えるべきだと思っています。

Google Adsenseの場合

GoogleAdsenseを貼っているサイトは非常に多いと思います。

GoogleAdsenseは基本的にバナー広告なのでAdblockを入れられたら全く収益にならないでしょう。

しかし、そもそもGoogleAdsenseを自分のサイトに設置することがそのサイトの収益最大化になっているかどうかの判断について慎重になった方が良いかもしれません。

サイトで扱っているテーマにも依りますが、現状、私はASPの広告を貼ったほうが収益最大化に繋がると感じています。(Adsenseを貼っているサイトも所有しています)

確かにクリックだけで報酬が発生するのは魅力的ではあります。

「とにかくアクセス数を増やせば良い」というある種の単純化された目標も立てやすいです。

しかし、単純化された目標を立ててしまったが故に得られないこともあります。

たとえば、そのページの訪問者の属性を考えながら、「どういった広告を、どの位置に貼るのが効果的か」ということを記事更新ごとに毎回考えている人とそうでない人では長い目で見て実力差が出てくるでしょう。

サイト訪問者の属性を考え、その属性に合わせて適切な広告を選ぶことは意外と難しいものです。

Adsenseを貼れば訪問者のCookieやページ内容から自動的に広告を表示してくれますが、同時に「考える機会」を失っているとも言えます。

とはいえAdsenseは簡単で便利で強力な広告ツールであることに変わりはありません。

他の収益化手法と併用すれば良い話ですからね。

(あまりこういった事を書いているサイトがないようなので書いてみました)

ちなみに、Adsenseのような仕組みの広告は自分が意図しない広告が表示される可能性があります。

たとえば投資関係のサイトを所有していて自分にも投資に関する知識がある場合、そのサイトにAdsenseで表示されている商品について物申したいこともあります。

(どう見ても初心者をはめ込むためのような商材や自分のポリシーに反する商品など)

こういった広告を一々管理するのは面倒ですし、そういう広告が表示されるとサイト自体の信頼性を失いかねません

テキストリンクのメリット・デメリット

テキストリンクの最大のメリットは文中に自然に貼ることができることです。

ASPによってはインプレッション用の1☓1サイズの画像によって勝手に改行されてしまうこともありますが、このアフィリエイトリンクの勝手に改行は回避することができます。

もう一つのメリットはゴリ押し感が出にくいという点ですかね。

個人的な印象ですが、バナー広告だとどうしてもゴリ押し感が出てしまうと感じています。

一方でテキストリンクであれば、ごく自然に紹介することができます。

デメリットは、バナーと比べて視認性が低い点でしょうか。

パッと目に入ってくるという効果は薄いですね。

ただし、文章を読んでもらえれば飛ばされることなく確実に目に入ります。

その分、文章と関係のない広告を貼ることはできません

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ボタンリンクのメリット・デメリット

ボタン自体のリンクが直接ASPから提供されている訳ではありません。

正確にはテキストリンクをCSSでボタン化しているだけです。

このボタンリンクは良くも悪くもバナーとテキストの中間あたりといったところでしょうか。

良い点を挙げるならば、テキストリンクより視認性は良く、ブロックも回避でき、バナーよりも軽く、クリック領域を操作できます

各リンクタイプの使い分け

さて、さらっと簡単にメリット・デメリットについて書いてきました。

簡単に特徴を整理します。

 バナー広告リンクボタンリンクテキストリンク
視認性
重さ
ブロック対策
本文との関連性不必要やや必要必要
本文内への自然な配置

これらを踏まえて自分のサイトや各ページがどういった人に向けてのページなのかを考慮しながら使い分けるのがベストです。

これについては、サイト訪問者の広告やアフィリエイトに対する知識別に分けるのが分かりやすいと思います。

サイト訪問者の広告・アフィリエイトに対する知識使うべきリンクタイプ期待すべき行動
ほとんどないバナー広告リンク
ボタンリンク
テキストリンク
どれでもOK
成約
コンバージョン
SNSへの拡散
ネットをライトにネットを使う層。気になる広告やリンクは踏んでくれる層
ややあるボタンリンクや
テキストリンク
を積極的に使う
成約
コンバージョン
SNSへの拡散
アフィリエイトの存在くらいは知っているが、仕組みは知らない層
かなりある文章内の
テキストリンクなら
踏んでくれるかも
SNSへの拡散
コンバージョンは期待しない
アフィリエイトの仕組みを理解しており、アフィリエイトや広告を忌み嫌っている層

誤解のないように書いておきますが、パソコンを自作するような人やプログラミングをマスターしている人であろうが、アフィリエイト広告に対する知識がなければ、上の分類では「ほとんどない」になります。

あくまでもアフィリエイトなどのネット広告に対する仕組みの理解や知識などがあるかどうかで分類すべきです。

また、「あえて分類するならこうかな」程度のものなので、よくわからない人はとりあえず色んなタイプのリンクを使ってみて、自分のサイトでコンバージョン率の良いリンクを使用していけば良いでしょう。

例えば文章中に自然にサービス名・商品名が出てくる時はテキストリンクを使い、h2タグやh3タグの終わりにボタンリンクを使い、一般的なバナーの配置場所にはバナーを貼っておく

などです。

コンバージョンを期待できなくてもサイト訪問者は大切にする

上のAdsenseのところで少し書きましたが、たとえその人が広告リンクを嫌っていて自分のサイトのコンバージョンに繋がらなかったとしても大切にすべきだと考えています。

直接的に収益にならなくてもその訪問者のサイト閲覧行動によってはSEO上プラスになることは大いに有り得るからです。

200以上あると言われるGoogleのSEO評価基準についてはブラックボックスな部分も多いため推測の域を出ることはありません。

広告ブロックをしているユーザーにサイトを表示させないような処置をしたとしても、SEO上マイナスになることはあってもプラスになることはないと思うのです。

そういったユーザーがわざわざ広告ブロックをはずして、サイトを閲覧したとしても「絶対広告踏まないぞ」となっているでしょうし、ページが表示されないなら直帰して別のサイトを見に行くだけです。

自分のライバルサイトを援護しているようなものだと個人的には思います。

仮にそのユーザーが直接的にコンバージョンに繋がらなくても、切り捨てるのではなく、SEO評価に貢献してもらったり、SNS拡散を期待したり、他の収益化の方法を模索すべきだと考えます。

バナー広告でもコード改変がOKなら広告カットはされない

ASP一覧で紹介しているものは、基本的にはコード改変NGですが、個別に改変を許されるケースもあります。

また、「紹介料」のような形で報酬を支払っている企業は何もASPだけではありません。

企業が独自にアフィリエイトプログラムを実施している場合も多く、そういった場合には多くのASPにあるようなインプレッション用の画像がついてないリンクを提供しているので、nofollowタグを付けたり、リダイレクトを行うのも基本的に自由だったりします。

たとえば、このページの冒頭の方でモッピーというポイントサイトのバナーを貼っていますが、これもその1つです。

自分の招待URLをprettylinkというWordPressプラグインでリダイレクトし、さらにnofollowを付けています。

バナーをいちいち読み込むのはサイトが重くなるので、バナーの画像だけ取得し、その画像に対してURLをリンクとして貼り付けています。

Adsenseだとこういうことはできません。

アフィリエイターは広告ブロックは使うべきではない

アフィリエイトをやっている人(特に始めたばかりの人)は広告ブロックは使うべきではありません。

なぜかと言うと、様々なサイト閲覧をしている際に、せっかくのヒントを見逃してしまうからです。

Adsenseに関してはどのサイトでも貼ってある場所はほぼ同じですし、広告内容も自動で表示されているのでブロックしても良いかもしれませんが、他のASPの広告はブロックしない方が良いです。

どういった広告が、どのようなページで、どのような流れで、どんな文言で、紹介されているかは、リアルな教材になります。

また、Adblockを入れている人には「何が何でも他人に稼がせたくない」という矛盾を抱えた人も中にはいますよね。
(単に広告を読み込む時間や通信量を節約したいという人もいると思います)

経済の知識があれば何が矛盾なのか気がつくはずです。

「奢らない人は金持ちになれない」のと似ています。

まぁこれはこのページでは関係のないことなので、これ以上は書きません。

まとめ

書いていると止まらなくなって冗長な記事になってしまうのが私の悪い癖の1つです。

さて、結局のところ、

各リンクの特徴を踏まえ、自分のサイト訪問者の属性を理解し、自分のサイト合った手法で紹介する

ということです。

ネット上で何か情報を探していると、画一的な「答え」を探してしまいガチです。

探す方もある種の「画一的な答え」が見つかると安堵してしまいます。

よくよく考えれば「そんなの状況によるじゃん」と気づくとは思いますが、特に初心者だと勘違いしたままそれが「唯一の答え」だと誤解してしまいます。

状況に合わせて柔軟に考えていきましょう!

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