動画には大きく分けて3つのお金の稼ぎ方があります。
- 再生数に連動した広告収入でお金を稼ぐ方法
- 動画を入り口にしてアフィリエイトでお金を稼ぐ方法
- 動画そのものを販売してお金を稼ぐ方法
それぞれについて稼ぐ方法とコツを説明します。
もくじ(見出しのまとめ)
動画再生数に応じた広告収入で稼ぐ
多くの人が動画でお金を稼ぐと言ったらこっちを想像すると思います。
この稼ぎ方は再生されればされるほど稼ぐことができますが、再生されなければほとんど稼ぐことはできません。
それを踏まえた上で、どうやったら稼げるのかについて考えていきましょう。
ターゲットを絞る
まずは、どういった層に向けて動画を作るのかを考えなければなりません。
ユーチューバーなどで成功している人たちは、このターゲットの絞り方が非常にうまい人が多いです。
例えばHIKAKIN氏であれば、ターゲットは明らかに小学生ですよね?
また、はじめしゃちょー氏であれば、ターゲットとは女子中高生と言ったところでしょうか。
これから動画の広告収入で稼ごうと参入を考えている人はターゲットを絞る時に重要なポイントが幾つかあります。
広告効果が望めるターゲットか
まずは、広告効果について。
これを見落としがちな人が多いんです。
YouTubeなどでは、動画内容に関連する広告であったり、視聴者のCookie(サイト視聴履歴のようなもの)に応じた広告が表示されたりしています。
どれだけ再生されたとしても、そこに広告を出稿しても効果が薄いと判断されてしまったらあなたの動画からの収益は増えていきません。
逆に言えば、広告効果の大きい動画を作れば、大きな収入が期待できます。
YouTubeなどの再生単価については人それぞれ異なることもあり、公表されていませんが、最近は1再生につき0.03円くらいから始まり、0.1円程度まで上がるようです。
多くの人が再生回数さえ伸ばせば単価もあがると考えているようですが、単純にそれだけではないと私は思います。
「広告効果が大きい動画投稿者は単価があがりやすい」と思います。
少し考えてみれば当たり前のことなのですが、見落としがちなところです。
これについての具体的な方法は後述します。
動画サイトの利用者ってどんな人?
動画サイトには様々なものがあります。
しかしどのサイトにもほとんど共通しているのは利用者のメインは若年層であるということです。
つまり、「若者受けする動画」を作ると再生数を稼ぎやすいということです。
- 若者
- 大人現役世代
- 大人引退世代
- 老人
時間がある。くだらない亊が好き。SNSなどで友達とシェアする。
時間がない。ストレス多し。ニュースや仕事(お金)に関係する情報をよくみる。
時間がある。旅行など余生をどう楽しむか考えている。
時間がある。ネットをあまり利用しない。健康に特に感心が高い。
多くの有名ユーチューバーが若者向けに動画を作っています。
今から参入するのであれば、有名ユーチューバーがターゲットにしている層とすこし変えて参入したほうが成功しやすいでしょう。
また、見落としがちですが動画を見ている人たちは基本的に時間がある人たちです。
忙しい人は動画ではなく文字情報などでサッと済ましてしまいます。
つまり、動画視聴者のメイン層は娯楽や余暇の一部として動画を見ているということです。
であるとするならば、難しいお勉強動画よりも、くだらないかる~いバラエティ動画の方が再生数が稼ぎやすいですね。
ここまでを整理しておきましょう。
若年層である→若者受けを狙う
娯楽や余暇の一部として見ている→バラエティを意識して動画を作る
これらの裏返しで、大人(特に現役世代)向けに動画を作っても再生数を稼ぐことは難しいでしょう。
「時間がある人」を攻略しよう
さっきの表を思い出してください。
- 若者
- 大人現役世代
- 大人引退世代
- 老人
時間がある。くだらない亊が好き。SNSなどで友達とシェアする。
時間がない。ストレス多し。ニュースや仕事(お金)に関係する情報をよくみる。
時間がある。旅行など余生をどう楽しむか考えている。
時間がある。ネットをあまり利用しない。健康に特に感心が高い。
この中で、1番に狙うべきは若者ですが、次に狙うのは「時間のある人」です。
どれだけおもしろい動画を作っても時間のない人は見てくれませんから。
世の中で時間を持て余している、または時間がある人はどういった人でしょうか?
それを考えるとヒントが得られるかも知れません。
あくまでも一般的な話として以下のような人が「時間がある人」でしょう。
- 時間がある人
- 学生・子供
- 主婦・主夫
- 老人・引退世代
- 独身・独居の人
などなど
このうちネットと相性がいいのは、
「学生・子供」」「主婦・主夫」「独身・独居の人」
です。
「学生・子供」
これについては上で述べましたね。
有名ユーチューバーもたくさんいて結構競争が激しいので参入するならそれなりの覚悟が必要です。
「主婦・主夫」
これについてはどうでしょうか?
実際に家事を行う上で動画の方が見やすい情報であれば積極的に動画を見てくれるのではないでしょうか?
たとえば、料理のHOW TO動画、DIYのHOW TO動画などは需要が見込めます。
これらについては、普段自分が料理やDIYをしているところを撮影してちょこっと編集するだけで良いので負担も少なくて済みます。
「独身・独居の人」
これについてはどうでしょう?
基本的に寂しさを埋められる動画には需要がありそうです。
以前少し話題になった食事をしているだけの動画なんかもおもしろいですね。
一緒に誰かと食事をしている気になれます。
また、動物動画も人気のジャンルです。
たとえば、猫なんかは見ると人間が幸せホルモンでるんですよ。
このように「癒やし」「ストレス解消」などがテーマになっている動画は単発的ではなくなが~い需要が見込めるのでオススメです。
食事や動物の動画も普段から撮影する癖をつけておけばほとんど編集なしで量産できますよ。
「老人・引退世代」
あまり需要はなさそうですが、一応書いておきます。
これは、NHKを参考にしましょう。
この世代が好きな動画情報はだいたいNHKで放送しているようなジャンルです。
風景・旅行動画であったり、音楽・演奏動画であったり、歴史モノ動画であったり様々です。
爆発的な再生数を一気に稼ぐことはできないでしょうが、これもなが~い需要が見込めるので、収益に期待せずにアップロードして放置しておくと良いでしょう。
有名ユーチューバーを研究しまくれ!
どういったジャンルに参入するのであってもこれは必要なことです。
自分が参入しようと考えているジャンルで現在既に成功しているユーチューバーは徹底的に研究しましょう。
- 取り上げているテーマ
- 動画の長さ
- 動画の編集の仕方
- 話し方・抑揚・テンション
- サムネイルの画像
などなど
これらを研究していて、「もっとこうしたらいいのに」と思い浮かんだら儲けモンです。
それをすればそのライバルに勝てるかもしれません。
(逆にデメリットがあるからあえてやってない可能性もあります)
動画アフィリエイトで稼ぐ方法
この方法は動画そのものの収益ではなく、動画をキッカケにしてモノ・サービスを紹介して稼ぐ方法です。
これについてはアフィリエイトのノウハウや基礎知識と、動画制作のノウハウの両方が必要になります。
うまくやれば大きく稼げることができるため、やってみる価値があるでしょう。
動画そのものを販売してお金を稼ぐ方法
これについても簡単に説明します。
ある程度の動画作成・編集技術があるのであれば動画それ自体を販売して稼ぐこともできます。
ほとんどの場合、企業が宣伝素材としてそういった動画を購入するので、企業にとって需要のある動画を作るようにしましょう。
これについては詳しく書くよりも実際にサイトを見てもらった方が早いかもしれません。
このサイトの動画素材のような動画が作れるのであれば、登録して販売することができます。
ただこれは結構な技術が必要になるので、こんな方法もあるんですよー程度に紹介しました。
もし動画販売をやってみようと考えている人は、権利関係に特に注意してください。
これについては以下のページを参考にしてみてください。